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国立大学法人東京農工大学
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本事業は文部科学省科学技術人材育成費補助金の「テニュアトラック普及・定着事業」の補助を受けて実施しています。

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テニュアトラック教員の紹介

モリ テツシ (Mori Tetsushi)

研究院 工学研究院(機構)
部門 生命機能科学部門
研究分野 生物工学(微生物)
キーワード 環境微生物、メタゲノム、単一細胞解析
URL http://web.tuat.ac.jp/~moritets/
職歴

・2004年09月~2005年03月:Bioprocessing Technology Institute (BTI), Singapore
・2009年04月~2010年03月:日本学術振興会(JSPS)外国人特別研究員(東京農工大学)
・2010年04月~2014年03月:早稲田大学理工学術院 創造理工学部 国際教育センター 助教
・2014年04月~2017年01月:早稲田大学理工学術院 創造理工学部 国際教育センター 講師
・2017年02月~現在:東京農工大学大学院工学研究院(テニュアトラック推進機構) 准教授(テニュアトラック・卓越研究員)

学歴

・2002年03月:東京農工大学 工学部 生命工学科 卒業
・2004年08月:Masters in Biotechnology, Malaysia University of Science and Technology (MUST), Malaysia
・2005年04月~2006年03月:東京農工大学大学院 工学教育部 研究生課程
・2009年03月:東京農工大学大学院 工学府 生命工学専攻 博士後期課程 修了(博士(工学))

受賞歴

・2008年:The 3rd International Workshop on Approaches to Single-Cell Analysis, Oustanding Poster Award
・2009年:Asia Pacific Biochemical Engineering Conference, Best Paper Award for Oral Presentation
・2009年:日本化学会第89回春季年会、学生講演賞

主な論文・解説

・Mori T, Saito F, Yoshino T, Takeyama H, Matsunaga T, Biotechnol. Bioeng., 99, 1453-1461 (2008).
・Mori T, Murata M, Yoshino T, Nakasono S, Saito F, Takeyama H, Matsunaga T, Toxicol Lett. 186(2): 123-9. Epub 2009 Jan 20 (2009).
・Wilson MC*, Mori T*, Rückert C, Uria AR, Helf MJ, Takada K, Gernert C, Steffens UA, Heycke N, Schmitt S, Rinke C, Helfrich EJ, Brachmann AO, Gurgui C, Wakimoto T, Kracht M, Crüsemann M, Hentschel U, Abe I, Matsunaga S, Kalinowski J, Takeyama H, Piel J, Nature. 506 (7486), 58-62 (2014)
・Mori T*, Takahashi M, Tanaka R, Shibata T, Kuroda K, Ueda M, Takeyama H, Genome Announc. 2(4) (2014).
・Ueoka R, Uria AR, Reiter S, Mori T, Karbaum P, Peters EE, Helfrich EJ, Morinaka BI, Gugger M, Takeyama H, Matsunaga S, Piel J, Nat Chem Biol., 11(9):705-12 (2015).
・Mori T, Iwamoto K, Wakaoji S, Araie H, Kohara Y, Okamura Y, Shiraiwa Y, Takeyama H, Gene 576: 618-2 (2016).
・Mori T*, Takahashi M, Tanaka R, Miyake H, Shibata T, Chow S, Kuroda K, Ueda M, Takeyama H, PLoS One 11(5): e0155537 (2016).

研究紹介

環境微生物は自然界のあらゆる環境に存在しており、また、面白い事に、それぞれの環境で生息するためには、その環境にあったユニークな性質を持っている。しかしながらなぜこれらの微生物がその環境にあった特殊な性質を持っているのかはまだ多くの謎が包まれている。そこで、私たちは環境微生物の叢が1)”Primary microbes”(初代細菌群:元々ある環境に住み着いている微生物群)、2)”Secondary microbes”(次世代細菌群:ある環境に住み着こうとしている微生物群)、3)”Tertiary microbes”(一過性細菌群:一時的にある環境に住み着いている微生物群)に分類されていると想定し、分子生物学的手法を基盤として技術開発を行いながら、この3つの群に分類されている微生物の相関性や役割・生態・遺伝的バックグラウンドの理解を目指しています。

現在私たちは下記の研究に取り組んでいる。
1. 環境微生物のポピュレーションから特異的に目的の微生物を選別できる手法の開発
2. 環境微生物のゲノムの完全理解に向けた、単一細胞レベルでの全ゲノム増幅に関わる研究
3. 新規・未同定・難培養微生物を遺伝子資源として、産業において新規かつ高活性の酵素の探索。現在は海藻の多糖分解酵素を中心に研究を進めている。

本学のテニュアトラック事業について

本学はすでに多くのテニュアトラック教員を雇用しているため、新しい教員を受け入れするための体制が整っています。着任後、大学や各専攻の教職員からの全面のサポートもあり、研究室や研究できる環境のセットアップもスムーズに行うことができました。また、本学は研究だけではなく、教育の面においても、新任教員がいち早く大学の教育システムに溶け込めるようにメンターの制度を導入しています。

今後の抱負

本学が世界で活躍できる研究拠点そして高いレベルの教育を実践できる良い環境を与えて下さった事に深く感謝しています。この恵まれた環境をスターティングポイントとし、これからも本学の教員や職員と共に学生の育成を実施しながら、自分自身の研究もレベルアップできるように努力したいと考えています。