国立大学法人東京農工大学
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梅林 健太 ( Umebayashi Kenta)
研究院 | 工学研究院 |
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部門 | 先端電気電子部門 |
研究分野 | 無線通信システム工学 |
キーワード | 無線通信,ディジタル信号処理,信号推定・検出,コグニティブ無線 |
URL | http://web.tuat.ac.jp/~ume_lab/ |
職歴 | ・2004年4月~2006年3月: オウル大学 Centre for Wireless Communications 研究員 |
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学歴 | ・立命館大学法学部法学科 1996年 卒業 |
受賞歴 | ※最新情報は教員のWebサイトをご覧ください |
主な論文・解説 | ※最新情報は教員のWebサイトをご覧ください |
無線通信にとって周波数は重要な資源であり、各種無線サービスは周波数が割り当てられて初めて実現することが出来ます。現在普及しているスマートフォーンに限らず、新たな無線サービスとしてセンサーネットワークなどまだまだ新たな無線サービスの展開が現在期待されており、そのためには、新たな周波数が必要となります。しかし、周波数は有限な資源であることと、これまで周波数は各無線サービス毎に固定的に割り当て・管理されていたことにより、周波数が不足して新たな無線サービスの展開が困難(周波数枯渇問題)となりつつあります。
本研究室では、この問題を解決するために、無線システムが周波数資源をダイナミックに・賢く・礼儀正しく使うことで周波数枯渇問題を解決することを目指しております。特に、周波数利用状況をグローバル・多次元から正確に把握するための無線観測システムの研究開発を行っております。さらに、観測情報を用いて上記の方針(ダイナミックに・賢く・礼儀正しく)に基づき周波数を利用する無線システムの研究開発も同時に行っております。
これにより、これまでの固定的な周波数の割り当て・管理ではなく、柔軟でダイナミックな周波数割り当て・管理を実現することを目指します。これを実現することで、より多くの新規無線サービスが柔軟かつ簡易に展開することが可能となります。
本学のテニュアトラック事業では、メンター教員、スタートアップ資金の提供などのサポートにより、若手研究者が独立した研究室を立ち上げ・運営する上では非常に恵まれた環境が提供されています。また、多くのテニュアトラック教員が在籍していることは、悩み・問題を抱えている場合に、相談しやすいため、非常に心強いです。