国立大学法人東京農工大学
研究推進部 研究支援課
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本事業は文部科学省科学技術人材育成費補助金の「テニュアトラック普及・定着事業」の補助を受けて実施しています。
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2023年03月15日
3月7日、今年度第4回目のテニュアトラック教員インターディシプリナリー交流会が開催されました。
今回も新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からオンライン開催にて実施いたしました。
前半の研究発表2件は、
工学研究院 先端電気電子部門の矢田部 浩平先生による、「音響工学・音響信号処理」について、
続いて、農学研究院 農業環境工学部門の渡辺 将央先生より、「農作業安全および自動化に向けた農用トラクタの非線形力学に関する研究」についてお話頂きました。
特に、信号処理と深層学習の融合技術や、トラクタの非線形モデリングに関して先生方の関心が高く、活発な質疑が行われました。
後半のフリートークは、テニュアトラック教員研究交流会の参加対象者拡大について意見を出し合いました。他分野の研究者間で情報交換をする場、という趣旨のもと、より活発な交流ができるように今後も議論を重ねていくこととしました。
次回は6月の開催を予定しています。
2023年01月26日
12月22日、今年度第3回目のテニュアトラック教員インターディシプリナリー交流会が開催されました。
今回も新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からオンライン開催にて実施いたしました。
前半の研究発表2件は、
工学研究院 先端健康科学部門の横山 光先生による、「非侵襲神経機能計測によるヒト歩行の神経制御機序の解明」について、
続いて、農学研究院 動物生命科学部門の播磨 勇人先生より、「動物における人獣共通感染症の疫学研究」についてお話頂きました。
身近な歩行運動に関する神経細胞レベルでのお話や、感染症のお話は先生方の関心も高く、リモートながらも活発な質疑応答がありました.
また、外国籍の先生が3名参加していたこともあり、英語による質疑応答もありました。
後半のフリートークは、工学研究院 先端電気電子部門の矢田部 浩平先生より「研究室運営について」話題をご提供頂きました。先生方自身に加え学生の国際学会の参加や論文投稿に係る費用獲得の悩み、メンタル面のフォローを含めた学生とのコミュニケーションなど、学生の将来を考えた研究室運営に関して、様々な角度から情報共有いただきました。
次回は来年3月の開催を予定しています。
2022年10月17日
10月11日、今年度第2回目のテニュアトラック教員インターディシプリナリー交流会が開催されました。
今回も新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からオンライン開催にて実施いたしました。
前半の研究発表2件は、
工学研究院 先端機械システム部門の倉科 佑太先生による、「超音波とハイドロゲルによるバイオメディカルデバイスの開発」について、
続いて、農学研究院 生物生産科学部門の髙橋 さくら先生より、「低カリウムブルーベリー果実生産に関する研究」についてお話頂きました。
研究の方向性や手法についての質問があり、質疑応答を通じて研究材料の情報収集など交流を深められました。
後半のフリートークは、工学研究院 応用化学部門の金 尚広先生より研究室運営に係る事務手続きに関する困りごとを先生方で情報共有いただきました。また、オンラインのみでの交流では築けない横の連携の大切さについても、あらためて再確認される機会となりました。
次回は12月の開催を予定しています。
2022年06月30日
6月23日、今年度第1回目のテニュアトラック教員インターディシプリナリー交流会が開催されました。
今回も新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からオンライン開催にて実施いたしました。
前半の研究発表は、工学研究院 先端物理工学部門の赤木友紀先生による、「Medical Procedure におけるサポートマテリアルの創製研究」のテーマのひとつである「冠動脈疾患治療を指向した薬剤担持型バルーンの開発」について、
同じく工学研究院 先端機械システム部門の堀琢磨先生より、「伝熱現象のミクロな世界の解析方法」についてお話頂きました。
後半のフリートークは、工学研究院 先端機械システム部門の前田孝雄先生より「安全保障技術推進研究をはじめとしたデュアルユース研究の実施に関して」というテーマでお話頂きました。
それぞれ限られた時間での発表でしたが、制限時間いっぱいまで質疑応答が行われました。
次回は9月の開催を予定しています。
2022年03月31日
3月30日、今年度最後のテニュアトラック教員インターディシプリナリー交流会が開催されました。
テニュアトラック経験教員にも参加いただき、11名で開催いたしました。
今回も新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からオンライン開催にて実施いたしました。
前半の研究発表は、農学研究院 動物生命科学部門の島田香寿美先生による「心血管疾患治療におけるキマーゼ阻害薬の有用性の検証 ~心疾患におけるキマーゼ発現量の測定・キマーゼ阻害薬による効果」、続いて、工学研究院 先端情報科学部門 の古宮嘉那子先生による「自然言語処理、人工知能、知識情報処理 ~『機械学習を用いた知識処理』」というテーマで発表が行われました。
後半の参加教員全員によるフリートークタイムは、古宮先生からの「みなさん研究会はどうしてますか?」という質問から始まりました。やはり各学会や研究会は対面、オンライン、ハイブリッドなど様々な形式で開催されているようです。多くの意見や体験談が出る中、"オンライン"という形式に、遠方に出向かなくても参加できるという良い点があることを発見してしまった今、今後それを大いに生かしていく一方で、「新しいネタは対面で生まれるもの!」という意見もありました。「学生の立場からするとどうなのか?」という意見もあり、立場やライフスタイルを考慮した集まりの形式が求められそうです。
次回は新年度に入り少し落ち着いた6月を予定しています。